はじめに
今回はオランダワーホリに直接関係はありませんが
出国前準備として、確定申告について書いていきます。
社会人を経験してからワーホリなどで海外へ行く人の大半は
出国前に仕事を辞めているかと思います。
普通の会社員として働いていると
毎年年末調整を会社でしてもらえていますが
仕事を辞めた場合には自分で確定申告をする必要があります。
準確定申告
所得税法では毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得について、翌年2月16日から3月15日までの間に確定申告を行い、所得税を納付することになっています。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm
今回私は12月中に出国してしまうので
来年の2月に確定申告を提出することができません。
ですが、提出期間前でも申告することができますので
その方法をお伝えします。
それが 『準確定申告』
準確定申告とはなんぞや?
準確定申告の書類って・・・どれ???
いまいち分からなかったので
「書類はどこから探せますか~?」と
税務署に電話して確認したところ
「普通の確定申告書を作成して、
書類タイトルの<確定申告書>の前に”準”と手書きで足して、
余白に出国日を書いておいてください~(^_^)」
ということでした。簡単。笑
こちらのリンクから国税庁の記載例が見れます。
確定申告書は、国税庁ホームページにある
「確定申告書等作成コーナー」から
画面の案内に沿って金額等を入力するだけで簡単に書類作成できます。
自動計算されるので計算誤りの心配もなし!
フォーマットはとても分かりやすく
どの部分を転記したらよいのかすぐにわかります。
フォームのとおりに進めていき、印刷すればOK♪
確定申告書作成に必要な書類
①勤務先(すべて)の源泉徴収票
私は退職時に渡されましたが、
手元にない場合には勤務先に確認してしましょう。
②一般の生命保険料の支払額などの証明書(旧生命保険料に係る1契約9千円以下のものを除く。)
生命保険料を支払っている場合には控除対象になります。
保険会社から「令和〇年分生命保険料控除証明書」のような
ハガキが届くので捨てずに残しておきましょう。
私は9~10月頃に届きました。
③本人確認書類
マイナンバーカードを持っている場合 (1点)
<番号確認書類・身元確認書類>
マイナンバーカード
(写しによる確認の場合は、表面及び裏面の写しが必要)
マイナンバーカードを持っていない場合 (2点)
<番号確認書類>
通知カードやマイナンバーの記載のある住民票の写し等のうち
いずれか1つ
<身元確認書類>
運転免許証、公的医療保険の被保険者証、パスポート、
在留カード等のうちいずれか1つ
ちなみに実際に提出する書類は下記のとおり
- 確定申告書
- 本人確認書類コピー
- 一般の生命保険料の支払額などの証明書コピー
※給与所得の源泉徴収票の添付は不要です
すべての書類が揃ったら、
住所地の所轄の税務署へ提出します。(所轄の税務署を確認)
提出方法
提出方法は3つ
- 郵便又は信書便で送付(送料は自己負担)
- 税務署の受付に持参
- 税務署の時間外収受箱へ投函
初めてだったのと時間があったので私は税務署へ直接持参しました。
余談
持参時に少し手間取った話。
準確定申告というのは、誰かが亡くなった場合に相続人が
代理申告をするときにも使用する方法のようで、
税務署の人によっては「準確定申告=相続人がきた」と思われ、
ココの記載事項足りてませんよ~といった話になるので注意。
提出時には
「出国予定があるので準確定申告したい!」
と伝えたほうが話が早いかもしれません。
ということで無事に確定申告完了!
還付金の振り込み
私の場合は確定申告書を提出したちょうど3週間後に
指定口座へ振り込まれていました。

別途、振り込みに関するハガキも郵送で届きます。
おわりに
思っていたよりも早く還付金も振り込まれ、
安心して出国できそうです。
申告書作成のソフトも使いやすく
不慣れでも簡単にできましたので
ぜひやってみてください。